川上とこの川下や月の友
当クリニックは江東区の猿江にあります。
この句は元禄六年(1693年)、松尾芭蕉がこの地、五本松で詠んだ句です。小名木川は徳川家康の江戸入府以来、行徳の塩を運ぶ水路として使われていました。現在、「塩の道」として小名木川沿いに遊歩道が整えられており、区民の憩いの場となっています。
今日は酷暑の中、この「塩の道」を旧中川まで散歩してみました。
途中、名所のクローバー橋がありました。
クローバー橋は、小名木川と横十間川の合流点に幅4m、長さ約80mと60mの2つの橋桁を対角に架け渡したX字型の歩行者自転車専用橋です。
考えてみれば、十字に交わる川に、X字型にかかる橋って珍しいですよね。
さらに、ズンズン進みます。
想定外の暑さで、軽い脱水になりそうになりました。この遊歩道には自販機とトイレがありません。こんな看板をいくつか見かけました。
とはいえ、川沿いの遊歩道ですので、アップダウンはほぼなく、ウォーキングには非常に適した道です。
時折、涼しい風が吹き抜けます。
ようやく、最後の橋である「番所橋ばんしょばし」が見えてきました。
続きはまた次回