2013.05.22更新

答えは年間の約1/3、126日です。

私の出身高校は世田谷区の丘の上にあり、通学中によく富士山が見えました。富士山が観察できると、その日は調子よかったりして・・・


最近、日本気象学会で発表された内容(抜粋)です。

東京都内から83キロ離れた富士山が見える日が半世紀で倍増した。昨年は年間126日で、現在の東京の大気(の透明度)は、年間100日程度見えたと推定される明治時代なみに戻ったとみている。

高度成長期には大気汚染の問題が深刻で、1963年は49日、65年には22日まで落ち込んだ。一方、70年代半ばには大気汚染の対策が進み、日数は徐々に増加し、99年に107日と初めて100日を突破した。2011年には131日と、最悪だった65年の約6倍になった。

 原因について専門家は、大気汚染対策に加え、都会の気温が郊外より上昇する「ヒートアイランド」による乾燥化を指摘する。気象庁によると、都心の年平均湿度はこの100年間で18%あまり低下した。「湿度が低いと大気中の水蒸気が視界を妨げることが減るため、富士山も見えやすくなる」という。


そういえば最近、のどの風邪をひかれてくる患者さんが多いです。やはり、都心の乾燥化と深く関係しそうです。この時期、ジメジメし始めますが、安易にクーラーのドライを入れずに、喉をいたわってあげてください。



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