2018.07.04更新

今年はなんと、6月に梅雨明けleaf

観測史上初めてのことだそうです。

 

うっとうしい梅雨が終わったのはよいですが、夏バテをしやすい人には大変な季節です。

 

よくいるのが、「私、夏バテしやすく食欲がわかないので、そうめんと豆腐しか食べないンです」という患者さんです。

私はその場合「頑張って、カレーなど、スパイシーなものを食べてみて」とアドバイスします。

 

実は、夏バテのときに内科医が処方する薬に

補中益気湯

六君子湯

平胃散

という漢方薬があります。メジャーな薬ですので、どこの内科でも処方してもらえます。

 

この漢方3剤には共通して「陳皮」「生姜しょうきょう」が入っています。陳皮はミカンの皮で、生姜(しょうきょう)は読んで字のごとくショウガです。

 

その他、カレーによく使われる食材では

シナモン=桂皮

フェンネル=茴香ういきょう

ターメリック=鬱金うこん

があります。

 

上述の食材(薬剤)は、いずれも、食欲増進・健胃・整腸作用があり、夏バテに効くものです。

 

わざわざ薬膳カレーなど食べに行かなくても

陳皮・生姜は七味唐辛子に入ってますし、シナモン・フェンネル・ターメリックはスーパーなどで手に入る食材です。

 

夏バテに悩んでいる人はこれらの食材を使ったカレーを試してみて下さい笑う

 

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