アレルギー検査について【View39】
はじめに
アレルゲンの採血をすることにより、アレルギーの原因となる物質を特定できます。
当院では「Viewアレルギー39」を採用しています。39種類を一度に調べられます。
●目次
1 アレルゲンについて
2 39種類を一度に調べられるアレルギー検査です
3 アレルギーの度合いをチェック
4 おわりに
1 アレルゲンについて
アレルゲンは吸入系・食事系・接触系に分けられます。
吸入性のものには、ハウスダスト・花粉・ダニ・動物の毛などがあります。
食物性のものには鶏卵・牛乳・牛肉・豚肉・鶏肉・魚類などがあります。
接触系にはラテックスがあります。
2 39種類を一度に調べられるアレルギー検査です
39種類を一度に調べられるアレルギー検査です。
●吸入系・その他が20種類
●食物系が19種類
合計39種類となります。
【吸入系・その他】
室内塵:ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト1
動物:ネコ皮屑、イヌ皮屑
昆虫:ガ、ゴキブリ
樹木:スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ
イネ科植物:カモガヤ、オオアワガエリ
雑草:ブタクサ、ヨモギ
真菌:アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)
接触系:ラテックス
【食物系】
卵:卵白、オボムコイド
牛乳:ミルク
穀類:小麦、ソバ、米
甲殻類:エビ、カニ
豆類:大豆、ピーナッツ
肉類:鶏肉、牛肉、豚肉
魚類:マグロ、サケ、サバ
果物:キウイ、リンゴ、バナナ
その他:ゴマ
3 アレルギーの度合いをチェック
この採血では血中の「特異型IgE」という値を測定します。
特異的IgEはそれぞれのアレルゲンに対して0-6の7段階でクラス分けされ、2クラス以上が陽性と診断します。 採血が可能な年齢であれば検査可能です。
一般的に抗体の値が高い方がアレルギー症状がひどいのですが、食物アレルギーに関しては値が高くても症状が出ない場合があります。
4 おわりに
当院で施行可能なアレルギー検査について説明しました。
アレルギー症状が出る方は一度検査を受けておきましょう。
当院は東京都江東区にある消化器内科です。近隣の墨田区、江戸川区にお住まいの方はもちろん、県外の患者さんも多数来院されます。単純ヘルペスを繰り返す方は、是非、当院の医師へ相談してください。